コラーゲンの基礎知識
キレイに欠かせないコラーゲンってどんな成分?知っておきたいコラーゲンの基礎知識
健康や美容の維持に重要な成分として知られているコラーゲン。 でも、「コラーゲンってそもそもどんな成分?」、「どんな役割があるの?」など、意外とコラーゲンについて知らない方も多いのではないでしょうか?
そこでこちらでは、『リポ・コラ』に関わる成分のちょっとした疑問にお答えしていきたいと思います。まずは、明日の美しさや健やかさに関わるコラーゲンについて一緒に深めていきましょう。
コラーゲンってどんな成分?どこに存在するの?
人間のからだの約は、多数のアミノ酸が結合したタンパク質でできています。コラーゲンは、そんなタンパク質の一種。全身のタンパク質量の約30~40%を占め、皮膚・軟骨・血管・骨・歯など、あらゆる組織を構成しています。
なかでもコラーゲンは皮膚に多く存在し、全コラーゲンの約40%を占めています。次に骨や軟骨で約10~20%、そのほか、血管や内臓など全身の組織に広く分布しています。
<全身におけるコラーゲンの割合>
皮膚40%、骨・軟骨10~20%、血管7~8%、その他 32~43%
<重量にすると・・・>
体重50kgの人では約3kgがコラーゲンという計算になります。
細胞と細胞とをつなぐコラーゲン
私たちのからだは、いくつもの細胞で構成されています。もしも、それらの細胞同士がバラバラになっていたらどうでしょう?からだが成り立ちませんよね。
それら、からだの細胞を支え、細胞と細胞とをつなぐ「接着剤」のような役割を担っているのがコラーゲンなのです。
また、細胞に酸素や栄養を供給し、老廃物を排出する通路にもなります。
<コラーゲンの主な役割>
・皮膚や骨・軟骨、血管などをつくる主要タンパク質である
・細胞と細胞とをつなぐ接着剤として働く
・細胞に酸素や栄養を供給し、老廃物を排出する通路となる
など。
このように、からだが形作られるのはコラーゲンのおかげと言えます。
加齢で減少するコラーゲン
しかし、加齢に伴い、からだに重要なコラーゲンを作りだす力が体内で衰えていきます。その結果、新しく作り出されるコラーゲンの量が減り、体内のコラーゲン量も減っていくと言われています。
また、糖化や紫外線によってもコラーゲンの質は劣化してくることも考えられています 。
ハリとみずみずしさに重要なコラーゲンを保つために
日ごろからバランスのよい食事をベースに、良質なコラーゲンやたんぱく質の摂取を大切にしましょう。コラーゲンを生み出すための原料になります。